Spybot S&D(スパイボット)初期設定
Spybot S&Dのインストールが完了し、起動すると
初期起動時のみ表示される初期設定タブが出現すると思います。
ここではこの初期設定方法を順番に解説していきます。
これはつまり、フリーソフトなどにハンドルされているスパイウェアを削除すると
そのソフト自体が使用不能になる可能性があるという注意書きになります。
確認の上チェックを付けて「OK」をクリック。
Spybotを起動すると本体と画像のタブが表示されると思います。
スパイウェア検索&駆除の前にレジストリのバックアップを取りましょう。
「レジストリの完全なバックアップを作成」をクリックして、作成が完了したら「次へ」をクリック。
新しくインストールしたSpybotはスパイウェア定義ファイルが古いままですので、
最新の物にアップデートする必要があります。
「アップデータを検索」をクリックして最新スパイウェア定義ファイルを検索してください。
「最新ファイルを全てダウンロード」をクリックすると
スパイウェア定義ファイルのダウンロードが始まります。
あまりに時間が掛かったり、「不良なチェックサム」と表示されるダウンロードエラーが起きたら、
ここでのスパイウェア定義ファイルのダウンロードはキャンセルして、スパイウェア駆除方法で解説する、定義ファイルアップデート方法を試してください。
その方がスムーズに進む場合があります。
キャンセル、又はダウンロードが完了したら「次へ」をクリック。
使用パソコンの免疫を付ける為、「Immunize this systme」をクリック。
「免疫化は完了しました」と表示されたら「次へ」をクリック。
「プログラムを使用開始」をクリックすると初期設定は完了し、本体起動画面のみとなります。
次に実際にスパイウェアを検索、駆除する方法を解説します。
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不良なチェックサムとは? |
スパイウェア更新定義ファイルダウンロードのサーバーが混んでいる。定義ファイルのダウンロードが失敗した場合に表示されるエラーです。
「不良なチェックサム」と表示された項目の定義ファイルはダウンロードされていません。時間を変える、アップデータのダウンロード先ミラーサイトを変更するなりして、再度ダウンロードし直して下さい。 |
定義ファイルダウンロード |
初期設定時のスパイウェア定義ファイルのダウンロードは一般的にダウンロード容量が多くなり、多くの場合かなりの時間を要します。
「不良なチェックサム」ダウンロードエラーの連発や、ダウンロード最中にフリーズしてしまうことも報告されていますので、ここで更新ファイルをダウンロードするより、Spybot 使い方にて解説しているスパイウェア更新定義ファイルのアップデータ方法の方がスムーズに進むと思います。試してみてください。 |
スパイウェア豆知識 |
スパイウェアの定義:
広義の意味でのスパイウェアの定義は以下の3つと言われています。
@ユーザーが知らない間にインストールしたり、ユーザーの知らない(認知しない、または承諾しない)行動をするソフトウェア/ハードウェア。
Aユーザーの情報をユーザーの認知しない場所で、外部に送信するソフトウェア/ハードウェア。
Bインストール後、容易にアンインストールや削除ができないソフトウェア/ハードウェア。
まさかこれもスパイウェア?:
マイクロソフト社が開発した「Windowsメディアプレイヤー」は世界で最も広く使われているメディアプレイヤーです。勿論合法的なソフトウェアなのですが、このソフトには、利用ユーザーの「IPアドレス」「OSの種類」「何を再生したか?のプレイヤー履歴」などの個人情報を送信するスパイウェア的機能が備わっています。
この情報の送信はWinodwメディアプレイヤーを利用する上で無くてはならない物です。
このようにスパイウェア的機能が備わった正規のソフトウェアは少なくありません。
これらの正規ソフトウェアから誤検知?にてスパイウェアとして削除してしまうと、ソフトウェアが正常に動作しなくなってしまうことも考えられますので注意してくださいね。
スパイウェアで収集される個人情報とはどんなもの?:
Webリサーチ目的では、どんなサイトを表示させたか?どの広告をクリックしたか?どんなソフトウェアをインストールしているか?など。
これらの情報は、マーケットリサーチの為に収集され、この情報に元付いて貴方に広告が配信される機能を持ったスパイウェアが多く存在します。
個人情報売買、不正利用では、貴方のパソコンに保存されたメールアドレス、年賀状のあて先、オンラインゲームのIDとパス、ネットバンクのIDとパス、その他会社の重要資料など。
これらは不正に利用されたり、業者に売買される目的で主に収集されます。 |
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